結婚した後に出てくる性的な問題について

Happy 40’s に載せているブログの一部をこちらで紹介します。

結婚した相手とのセックスだけが、なんだかうまくいかない。
性欲がわかない。
楽しいと思なくなっている。
セックスレスは悲しいけれど、でもどうしたらいいのかわからない。

実はこんな相談を何度も受けました。
性は私たちにとって見ぬふりしてはいけない大切なテーマ。
結婚した相手なのに、なんで???と悩まれる方も多いようだったので、
今回はこのテーマで書いてみたいと思います。

結婚後のセックスがうまくいかない裏にあると、私自身が考えているのは、
自分自身の性に関するネガティブな記憶や思い込みがありますが、
もう一つ、大きな視点で見つめてみるといいなと思っていることがあります。
少しずつ説明していきますね。

性にまつわるネガティブな経験

私はたくさんの女性たちとのワークをさせていただいているが、
性に関して、嫌な思いをしてきた女性がどれほどいるのか、びっくりする。

志村けんさんの記事でも書いたけれど、
私たちが子どもだった頃、テレビや雑誌などで、
間違った形で性の情報を得ることは簡単だった。

そして、その不健康な性の情報が溢れかえる中で、
女の子たちが不適切に扱われる体験もしてきただろうし、

電車に乗れば痴漢がいるという、
欧米ではあまりありえないことが普通のこととして
受け入れられていたり、
事件にもなりうる体験をしていた女性もたくさんいる。

アメリカに住んでいた時に、
日本のテレビってありえないほど性的に問題があるよね、とアメリカの友だちに言われたこともある。

日本はクールジャパンとか自らを言ってたりもするけれど、
海外にいると、
性に関しては、ちょっと狂った感じでも見られていることを、時々感じたこともある。

もちろん、性的な問題は、どこの国にもあるけれど、
日本は、日本独自の特殊な感覚を持っていると私は思っている。

何にしても、こういう社会の中で、性に関して、ネガティブな体験をしてきた少女たちは、
大人になっても、その記憶をおしこめている可能性がある。

社会から与えられる性に関する罪悪感

そしてもう一つ、性に対して私たちが持ってしまう思い込みは、罪悪感。

私はカトリックの中高一貫の女子高を卒業している。
学校では宗教の授業があり、その中でシスターが
「なんじ、姦淫するなかれ」なんて、よく考えたらなんだか怖い言葉を、
十戒の中から説明したりして、その話し方がすごく気持ちが悪かったことを覚えている。

言いたいことは多分、結婚以外で性行為を持つことはよくないってことではあると思うし、
現代風に言えば、愛を伴わない、欲望だけの(主に女性側から言えば)、望まないセックスは
よくないってことなんだけど、
そういう噛み砕いた解釈なしに、なんだか性行為を悪いものだという印象を持たせかねない。

当然ティーンエイジャーだった私たちは、
そんなことを笑って流せる部分もあったけれど、

でも、なんだかんだ言って、私の学校にいた学生たちは、保守的な面を持っていたし、
とても優等生だった子が、恋愛関係に入っても、セックスができなくて
恋愛がうまくいかないんだって、という噂話を社会人になって聞いたこともある。

 

学校程度では、私も特に影響を受けなかっただろうと思う。
でも、あんなにも不適切な性に溢れる日本社会なのに、
直接言われたわけでもないのに、
祖母や母の世代から、「それは悪いことだ」と、いつの間にか刷り込まれている思い込みがあり、
その結果、セックスについては、罪悪感がついて回るようになっていく。

その思い込みは、女性を縛ることにもなっている。
「女性が求めるなんてはしたない」とか、そういう感覚がどこかにあるのは、
そのためだと思う。

性にオープンなようでいて、
同時に隠さなければいけない悪いものであるということは、
私たちを混乱させるし、
安心感をもたらさない。

性って一体何なんだという、大切なことを、全く教えてもらえずに、
安心して、この性についての悩みをシェアできる場もなく、
ただ罪悪感と、嫌悪感だけが残る。

この感覚は、
性行為が楽しめない女性たちの多くが抱えることではないかと思う。

 

結婚しているからこそ、悪いことを堂々としている罪悪感が芽生えるのかも?

そんな罪悪感や嫌悪感を持たされていたのにも関わらず、
結婚したら、子どもはまだ?とか平気で言ってくる親世代、上の世代の方々は、一体何なんだろうと思う。
彼らの中では、
その罪悪感や嫌悪感は矛盾せず存在し、結婚したら問題なくなってしまうんだろうか。

結婚前は、セックスを楽しめたのに、結婚後に急に性欲がなくなってしまう女性は少なくないと思う。
恋愛期間など、秘密にできているときは、秘密だから安心して性行為を楽しめても、
結婚したら、その関係が秘密ではなくなるのだから、
「悪いことをしているという罪悪感」が表に出てきてしまう。

また、子どもを持つということは、「セックスした証拠」に他ならないのだから、
もっと悪いことをしている感覚さえ持たされるかもしれない。

彼女たちと話をしていて感じるのは、私たちがの罪悪感にどれほど縛られてきたか、ということ。

実は私も、うすぼんやりそんな感覚があり、
その辺りを自分でも癒す努力をしていたし、
セックスセラピーも学びに行った。
女性の多くが持っている、性的な嫌悪感や傷を癒すことにとても興味もあった。

実際、そんな思いを少しずつ解放していくことで、
性に対する間違った思い込みを手放すことができる。
性行為は本来とても神聖なものだし、

赤ちゃんを授かるという素晴らしい行為と安心して受け止められるようになっていくだろうし、
パートナーとの愛の交換の場所だとも思えるようになっていく。

それでも、
何をやっても、効果がない。。。ということに直面するようになった。

夫婦のセックスレスの原因の一つの可能性

私が知っているあらゆる方法を試しても、
性的な問題が解決しないケースが現れた。

また私も、個人的に悩んでいたことがある。
それが、性行為の時に起きるひどい痛み。
これは結婚してから出てくるようになったもので、
子どもができるまでは頑張れたが、それ以降は頑張る意味も感じられず、

あまりの痛みのせいで、私もセックスレスに突入してしまう。

最初はこれが、罪悪感と関係するのかと思っていたけれど、
思いつくところでワークをしても、全然効果が感じられない。

正直、別に性行為がなくたって、夫婦はやっていけるし、
いいじゃん、と向き合わない選択もしていたけれど、
女性たちから同じような相談を受けるたび、
やっぱり、いつかは解決しなくちゃいけないと、
ずっと重いものを抱えている感じがしていた。

 

そんな頃私が取り組んでいたのが、ヒーリングコードというエネルギー療法で、
ヒーリングコードは、全ての問題の大元にあるものは、無意識の中にある記憶だという。
さらにその記憶は、私たちだけでなく、
上の世代、先祖代々から受け継がれてしまっているものもある。


すでにたくさんのワークや学びを重ねている

私の友人も、同じような痛みを持っていると知り、
その時に、私はふと彼女に言ったことがある。

「多分、これって、もっともっと深い問題じゃないのかな。
女性の抱えてきた問題っていうか、
記憶というか。
歴史を見ても、性的に、女性は虐げられてきているでしょ。

その傷が癒されていないんじゃないかと思うの。それが私の中にもある。
あと、男性に対する、性的なネガティブな思いとか、そもそも男性が歴史的にしてきたこととか、
そういうのも関係ある気がする」

彼女も同意してくれた。

実際、私は、
例えば慰安婦の方の本を読んだときなどに、
「ああ、絶対痛かったはずだ」と、彼女たちが持っていたであろう痛みを想像して
ものすごく共感していたし、

彼女たちの経験を、まるで自分のことのように、腹立たしかったし、悲しくなったりした。

だから、彼女たちの記憶は、私の中にもある気がする。

突然、自分の女性としての問題が、大きな歴史の中に放り込まれてしまって、
びっくりしただろうか。
女性が古くから我慢してきたことが現代の結婚に影響を与えているかもしれないという、
以前のブログでも、
このところのブログでも書いているように、

自分の女性としての生き方を、女性の歴史という観点から見て、
今の自分につながる物語としてとらえてみると、
彼女たちの思いが私の中にないはずがない。
それと同様に、性的な痛みだって、きっと私の中に残っている。

その結果、私は「女性を癒す」というテーマを思いつき、
たまたま性に関しての悩みを持っている女性たちも続いたので、
彼女たちとともに、ワークに加えていくことにした。

具体的には、私の無意識の中にある記憶を癒すことをしていったのだが、
それについては、私のメインHPにあるヒーリングコードについて
読んでいただければと思う。

そして、私個人で言えば、確かに痛みはなくなったし、
夫との関係も、より良いものに変わっていった。

結婚の中だからこそ、この問題は起きる

もしも性的な問題が、恋愛関係の中だけで起きているとしたら、
合わないとか、考え方が違う、みたいに
片付けることができてしまい、本当の解決にはつながらないかもしれない。

でも特に結婚の中でなら、見つめなくてはいけなくなる。

ここまで落とし込んで見つめることができたのは、
私個人にも起きたことだし、
他にもたくさんの女性たちの話を聞くことができたからだ。

そして、こうやって自分を通して、歴史的な女性の性的な傷を癒すことができれば、
女性の未来も変わっていく気がする。

スケール大きすぎるかな?
でも、こうやって癒しを経験している私としては、
やっぱり大切にして、皆さんに伝えたいことだと思っている。

あなたが、もしも性的な悩みを抱えていたら、
女性の痛みを癒すことまで考えてみるといいのかも。

今日もお読みくださりありがとうございました。


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